中期経営計画

中期経営計画 
2024-2026

フロンティア・マネジメントは2024年12月期から始まる3ヵ年の新しい経営の指針として中期経営計画を策定・公表いたしました。

当社が目指す姿

企業理念

クライアントの利益への貢献
企業価値の向上を図ることで、クライアントの利益に貢献します。
ステークホルダーの利益への貢献
バランスのとれたソリューションの提供により、株主・経営者・従業員・取引先・顧客・債権者等ステークホルダーの利益に貢献します。
社会への貢献
顧客企業の提供する価値(財・サービス)の向上を図ることで、社会に貢献します。

目指す姿と価値観

フロンティア・マネジメントが目指す姿
クライアントの事業特性に応じた最適なサービスを提供し、企業価値向上の結果実現を支えるグローバルな独立系プロフェッショナルファーム。
フロンティア・マネジメントの価値観
  • 本質の追求
  • 結果実現へのコミットメント
  • 多様性を武器に
  • 全体観を持つ

成長戦略骨子

企業の経営資源が持つ価値創出力の強化・育成 、および新たな成長事業の創造を結果実現し、企業価値を向上する。

事業戦略と組織強化

コンサルティング・M&Aアドバイザリー事業:経営資源の価値創出力を強化・育成するソリューションに注力
  • 事業ポートフォリオに係る戦略策定・M&A実行・PMIの一気通貫支援
  • デジタル化をハンズオンで支援し、顧客の生産性を改善
  • 再生案件における計画策定・ハンズオン・投資・CxO派遣といったフルスペック支援機能の完備
  • ミッドキャップクロスボーダーM&A・PMIの一気通貫支援により、顧客のグローバル競争力を強化
  • 経営戦略に応じて、将来の成長を担う経営チーム組成・経営人材育成を支援
投資事業:FCI投資本格化と新ファンド組成
  • 結果実現への関与を高める投資事業を強化
  • FCIは、地域中核企業への投資を本格化させ、対象会社の飛躍的成長を実現するとともに、連結投資の実行により、当社グループの規模拡大にも貢献
  • 新規ファンド(リバイタルファンド・ベンチャーファンド等)の立ち上げ
組織強化:量的拡大・生産性改善とM&Aによる非連続成長
  • 3年で 200人増加(単体ベース)。採用手段を多様化し、量的拡大と効率性向上を両立
  • ナレッジDB高度化、生成 AI、業務 BPOを通じた業務生産性の大幅改善
  • シナジーが期待される企業とのM&A・アライアンス積極実施

中期経営計画目標

2026年度に、除 FCI連結で売上高 160億円、経常利益 32億円を計画。 FCIの連結投資案件も収益貢献し、 ALL連結では経常利益 35億円まで拡大。

【前提】
  • ・ALL連結とは、 FCI及びその連結投資企業を含む、すべてのグループ会社の連結損益のこと。除 FCI連結とは、 FCI及びその連結投資企業を除いた連結損益のこと
  • ・FCIについては 2024年度に連結投資を 1件実施することを想定。 2025年度及び 2026年度についても連結投資の検討を進めるが、計画には含めていない
  • ・当社が40%出資する Athemaについては、当社が 20%の株式を追加取得するオプションを有しているが、当該オプションを行使する前の損益等を計画としている

主なKPI(2026年度)と株主還元方針

  • ALL連結経常利益 35億円以上

  • 除FCI連結経常利益率 20%以上

  • ROE※1 35%以上維持 参考:2023年末WACC8%※2

  • 連結人員数
    (除FCI連結投資)
    620名以上

  • 投資事業出資件数出資額 3年間累計8 (FCI連結2件) 150億円 ※連結投資は2件を目標とするが、
    数値計画目標上は1件のみ折り込み

  • CxO派遣人数 50名以上/年

  • ※1 ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷自己資本(期中平均)
  • ※2 WACCは当社の加重平均資本コストのこと。リスクフリーレート0.75%、マーケットリスクプレミアム6%、当社のベータ1.2、当社の純有利子負債はゼロとして試算
【株主還元方針】
  • ・将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針とする。
  • ・配当性向の目標を親会社株主に帰属する当期純利益の 40%とし、 FCIの損益や投資有価証券評価損等のキャッシュの移動を伴わない損益の影響を控除した資金的裏付けのある損益を基に配当金額を決定